招き猫から呼び寄せるしあわせのちがい

日本にある「福を手招いてくれる」招き猫。愛らしいポーズが人気です。最近では、小さくおしゃれな「天然石の招き猫」も多く見かけます。
江戸時代から400年も愛されてきた日常生活のなかにある縁起物です。左右の目色が違う「オッドアイ」の招き猫(左右の虹彩色が異なる)珍重されてきました。
最初の頃の招き猫は
「鈴」をつけている猫が手を上げているというシンプルなものでした。時代とともに小判になっているんですよね。
最近では、インテリアのひとつとして大切に飾る方が多くなっています。
飾る際には、招き猫の色に合わせて方角を変えるなどすることで運気もよりアップするんですよ。
あなたが「今、浮かんだ」招き猫は左右どちらの手を上げていましたか。
右手を上げている招き猫
「右手」はお金を招きます
多くの人が利き手である右手でお金を扱うということからと言われています。
「右手を上げているのは雄猫」とされています
両手を上げている招き猫

お金と人の両方を呼び寄せると思われますが…
欲張りすぎてお手上げ状態という意味もあります。
両手を上げるとは、手放すなどの意味もあります。
■両手を上げている「金運にも良縁にも恵まれる」という捉え方もあるので、考え方次第でもあります。
招き猫の上げている手の高さ

招き猫の「耳」よりも上まで上がっている・・・「手長」
手が長く伸びているほど「遠くの大きな」福を招きます。
招き猫の「耳」よりも下(控えめに)に上がっている・・・「手短」
手が短く伸びている…ささやかな身近なしあわせを招いてくれます。
■長く上げすぎている招き猫は「バランス」をくずします。欲張り過ぎないように。
招き猫の飾る場所はどこがベストか

あなたが「心地いい」と感じる場所がベストです。
埃の多い場所や光がささない暗い部屋ではなく、掃除の行き届いた清潔感のある明るい場所へ飾りましょう。
常に人が出入りするような場所がいいですよ。
招き猫の最高な場所は「玄関」です。
玄関は風水上で「全ての運気を呼び込んでくれる」大切な場所です。
気は全て玄関から入ってくるといわれています。
入ってくる悪い運気を「幸運を呼ぶ招き猫」で流れをかえましょう。
玄関に飾る招き猫は、高めの位置に置くのがポイント。
招き猫が見渡せることで「外から入ってくる幸運」を呼び寄せてくれます。
運気がダウンしてしまうような場所
人の出入りが少ない場所
人の気配が感じられない場所
招き猫の色と方角

招き猫の色には幸運を引き寄せる方角があります。
(リビングや寝室などに置く場合は、扉の方を向くように飾ってくださいね)
【黒い招き猫・福猫】
厄除け・魔除け
霊力が強いとされているのが「黒猫」です。悪いものから守ってくれる守り神。
南西の方角
玄関に飾ってください。
金銭面の問題を好転してくれるのも黒い招き猫にあります
京都では、商売繁盛の象徴とされています。
【赤い招き猫】
健康長寿・病除け
赤色:疱瘡神が嫌う赤色(疫病神が嫌う色)でもあることからです。
デスクやリビング
東の方角に飾ってください。
【白い招き猫】
開運招福・全体運を上げる色
けがれのない「白」は万事に福をもたらすと言われています。
北西の方角に飾ってください。
【金色・黄色の招き猫】
金運
財を生み出すと言われる西に飾ってください。
太陽の光が当たる場所
西の方角に飾ってください。
【銀色の招き猫】
才能の開花
北西の部屋に飾ってください。
【ピンク色】
恋愛へのご利益
部屋の北側に飾ると恋愛運を招いてくれます。
【緑色の招き猫】
家内安全・交通安全のご利益
緑色には、学業を向上させる効果があります。「受験生の味方」として合格を招き寄せてくれます。
南の方角へ飾ってください。
【紫色の招き猫】
個性・魅力を引き出す。
労力を上げる。
寝室の南側に飾ってください。
【青い招き猫】
交通安全・学業成就
知性をあらわす色
北東の方角に飾ってください。
招き猫のご利益期間

招き猫のご利益期間は2~3年と言われています。
神社や仏閣などで購入した場合であれば
お守りのように、「毎年奉納授与」を繰り返すことが良いと言われていますが#1464b3">2~3年で同じ「神社や仏閣」に奉納するといいですよ。
「神社や仏閣以外」で購入した「招き猫」であれば、愛着がある限り手元に置いていても大丈夫ですよ。

招き猫は人が大好きです。人に見られる場所や声をかけてもらいやすい場所に飾ってください。
多くの人に幸運や福が招かれる
招き猫からのしあわせ。
たくさん読んでいただけて心からありがとうございます。